10月の果実展望!

9月は上中旬は暑い日が続き、下旬からようやく朝晩は涼しく感じる日も増えてきました。
10月の中心はミカン、柿類、リンゴ類となります。

極早生ミカンは不作だった昨年比では多くなるものの、豊作とまでは言えない状況。ここのところ雨が多く、想定よりは少し大玉傾向が見られそうです。
しかしそれほど心配は要らなそうです!

リンゴ類は少雨による小玉傾向に加え青森産は雪害による枝おれが有り、全体数量は減少する見込み。

もやや小玉傾向が続き、中でも新高は主産地である新潟における降雹害で数量激減となりそう。代わりに新興は被害少なく例年並みを見込んでおります。

柿類は昨年のようなカメムシ被害も少なく、たねなし柿は中旬から増量見込み! 富有柿などの甘柿は下旬から増加見込みです!

巨峰は10月に入り長野産に切り替わるもののやはり小粒傾向変わらず、シャインマスカットも小粒傾向のままとなりそうです。

全体的に小玉傾向となりそうですが、昨年のような大きな問題はなさそうで一安心です!